去年読んで、良かったマンガ
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/08/03
- メディア: コミック
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過去にモヤモヤした思い出がある男子なら所々共感せずにはいられない、ある男の俺史マンガ。リアル寄りのフィクションエンタメ的な?
心情の描き方がリアルで、時事ネタとかも絡めてくるので、なんかこういう話実際にありそうだよね、と思わせておいてまぁでもやっぱこの流れはフィクションだよな、て感じ(あくまで自分の主観だけど)。
主人公は(だいたい)全編通してキョロちゃんみたいな風貌で描かれるんだけど、
結構、性的・残酷描写があったりするので大人向けかな。
でも一番すごいのは、最初から最後まで話が計算されて作られているところ。
最初見たときは「ん?」て感じでも、後で「あぁ、あれか!」っていう話の繋がりとしてのサプライズをポンポン与えてくれる構成力はすごい評価できると思う。 御都合主義満載のジョジョとかと比べると天と地の差。まぁアレはアレですきなんすけどね。(中学の時はジョジョ全巻揃えてたよ。今はもう無いけど)
結局人は、過去に引きずられたり、乗り越えたりしながら生きてくんだなぁ、て感じ。
・聲の形
- 作者: 大今良時
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/01/17
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過去にやっちまった思い出がある男子なら所々共感せずにはいられない、ある男子高校生の成長マンガ。
聾唖の女の子との再会とその後がメインの話なんだけど、とにかくシチュエーション毎の人の性格・心情の描き方がリアルで繊細なので、ついつい感情移入してまうよ(知らんがな)。
これをマルドゥック・スクランブル(作者デビュー作?)より先に考案していたっていうんだからすごいわ。てかコレ没にした担当編集はほんと儲けることしか考えてないよね~。
まぁそんなことはどうでもよくて、この作品はほんとに、マンガを価値ある文化の一つとして成り立たせてくれるのにとても貢献してると思うよ。最後がなんか尻切れトンボみたいな終わり方になってたけど、まぁそれはそれとして、それまでの話の流れのなかで、「ほんとうに大切なこと」を教えてくれてる、そんなマンガだと思います。
- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: Kindle版
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ちょい昔のマンガ。ドラマ化もしてたっぽいね。
美し過ぎる女性(泉さん)と、その周りの人々のドタバタを描いていて、その女性を見た男は必ず一目惚れして激しく求愛行動をしたあげく人格崩壊するっていう超フィクション設定なんだけど、そのため(惚れられない為)に泉さんが人前に出る際にいちいち変装(しかも大体ヘンテコな格好)する辺り面白おかしくもなんだかリアルで、実際にこういう人がいたらこんな感じなのかなぁ~って思わせてくれる。
ちょこちょこアート的な話題が入ってくる。てか泉さんは絵画のモデルっていう設定。
ことごとくハイテンションで振る舞うババアキャラその他の部分が若干ウザったいけど、その辺をガマンしつつ読めるのなら結構面白い。
ある人にとっては、人生っていうのは「自分の居場所を探す旅」なのかなぁって感覚を思い起こさせてくれるマンガ。
最後のセリフ(「主に泣いてます」の理由)が心に染みる。
- 作者: 石川雅之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/05/23
- メディア: コミック
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勉強になります。って感じ。
全部を鵜呑みにするわけじゃないけど、食や酒や菌について、興味があるなら一読の価値あり。
自分の中の生活における認識が一変するほどの影響力あるマンガだと思う(自己主観的に)。
長ったらしいウンチクが散見するけど、下手な本読むよりは取っつきやすく、ためになるマンガだと思うよ。
・零崎双識の人間試験
- 作者: 西尾維新,シオミヤイルカ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/08/22
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維新エゴ小説のコミカライズかな?
うーん、絵がうまい。
そんな感じ。